2024/02/10 22:09


古着のコーディネートは自由。

なんでも良い!
あれこれ組み合わせて自分の中でバチっとイメージにハマった時や、誰かに「良いね」って言われて共感してもらえた時は最高ですね。

あらためましてこんにちはKapreです。

今日ご紹介するアイテムは

CEVENNES ジャガード編み セーター
size L 
price ¥5,280(送料込み)

鮮やかなブルーとネイティブ?動物?フラッグのようなチェック?
色んな要素が混ざったとても面白い一枚です。


ネイティブな模様や

レースのゴール地点で振っている旗🚩のようなチェックや

花🌷?や


トナカイ?

ではなくて鳥でしたー。

などなど、
とにかくたくさんのデザインが入っていますね。

でもまあ、
象徴的なネイティブモチーフが入っているし
アメリカ製🇺🇸でしょう。

おそらく違いそうです。

じゃあどこなんじゃーい!
ってところですよね。

どこの国で作られたかはどうでもいい。
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
着てみたらなんかイメージと違ったな…
そんなときにルーツを知っていると
もうひとつコーディネートの幅が広がるはずです!

ではこちらのセーターはどこ製だ?

ヒント1
様々な柄が混在している。

そもそも古来からある紋様というのは
それぞれに意味があって、思いや願いなどが込められている。
もしくは、どこどこのものだということを認識させるために独自性を持った。
そのパターンがほとんどなのです。
地域特有の衣類で様々なパターンが混在するということはほとんど無いんです。

ヒント2
ネイティブっぽい。

っぽい?
80年代から90年代にかけてヨーロッパでアメカジが大ブームになりました。
でも、今ほど情報を得る手段がなかった。
だから、当時のヨーロッパの古着には
「アメリカっぽい何か」が
デザインされたアイテムが沢山あります。

じゃあこれはユーロものっぽいですね。
ヨーロッパのどの国で作られたのでしょう。


タグにはブランド名の「CEVENNES」が記されています。

スマホで「CEVENNES」を調べてみます。
これはフランスにあるセヴェンヌ山脈がヒットしました。
じゃあフランス製か!

確定させる要素としてはちょっと物足りないですね。
イタリアのブランドなのにノルウェー🇳🇴国旗を使用している例もありますし…

ここでパワープレーを発動させましょう💪
山脈→雪山→スキー

で???

実は90年代に、フランスのサーフ・スキー用品を取り扱うブランドがスキーウエアの中に着るアイテムとして、独特の柄を用いたジャガード編みのセーターを発売しました。

サーフな波模様

その独特な柄が若者たちにウケて街着でも着たらクールだよね。ってことで大ヒットしたんです。
きっとこれはその流行のなかで「CEVENNES」が発売したものじゃないかなぁと。

だからきっとフランス製でしょう。
 


つまりフランスのサーフやウインタースポーツを楽しんでいた人たちに向けで作られたものなので、
もともと相性が良いチノパンやコーデュロイパンツは合わせやすいんです。
ヨーロッパらしいパキッとしたカラーリングも陽気で良いですよね。

もちろん、
冒頭にも書いたように、
古着なので皆さん好きなように着ることが一番です!


中にパーカーを仕込んでも可愛いですね。


やや着用感があって袖や裾のリブに伸びがみられますが、
そこはポジティブにゆるっとカジュアルに合わせてみる。
そう割り切って楽しむのはいかがでしょうか?



中に着込んだアメリカの老舗メーカー
マクレガーのフルジップパーカーです。

こちらもサーマル付きでオススメです!
size XL
price ¥4,730


それではまた。